あるお客さまの久米島旅の話~

あるお客さまの島旅の話


観光大使になったことがきっかけで、
島旅に関する問い合わせを時々いただきます。

その中から印象的な話をひとつ
甲信越地方にお住まいのAさまからのご相談
メールをいただきました。

そのメールでは…
……
しばらく行けなかった久米島ですが、
この春あたり、私の高齢の母親をつれて行こうと思います。
何といってもはての浜を見せたいのですが、車いすが必要になります。
そんな身体でも行けるのでしょうか？
実ははての浜にわたくし一度も足を運んでいない…。
浜なので何もないと真夏はきつくて。どうすればいいかなと、
やちゃ様にお尋ねしました。
……

その後やりとりをしてみて感じた
ご相談のポイントは


「ご高齢のお母様と一緒に島を旅行したい、
ただしお母様は車椅子での移動が必須」という条件の中で、

１．島のバリヤフリーマップ（高齢者向けのトイレ等の施設等）について
２．はての浜に車椅子を使って上陸することができるのか
３．その他に何か留意することはありますか？
ということが主なご相談でした。

Aさん自体は何度も島に訪れているので、島の大まかなことはすでにご存知

今回はお母様に喜んでもらえる旅というのが第一ポイント
そんなご相談をいただけること自体が観光大使冥利ですね。

早速島に確認し、ご旅行をお母様の期待以上のものにすべく行動開始です。

１．島のバリヤフリーマップ

観光協会のHPに掲載されております。
http://kanko-kumejima.sub.jp/wp-content/uploads/kumejima_map.png


他の島との比較はよくわからないですが、とくにお手洗いについては
全島、東西南北それぞれにいくつもある印象を持ちました。

２．はての浜に車椅子を
これについては調べるまで、実は僕も良く知りませんでした。
そして判ったこと

島に水陸両用の車椅子があるということ！
イーフスポーツクラブ、アイランドスポーツクラブにお問い合わせ
事前相談は必要なようですが、嬉しいことですね。
http://www.okinawa2go.jp/is/OCVB1JP0600007170/show


３．その他に留意すること
お泊りになられるホテルには事前に私から連絡を入れておきました。
といっても、なにか特別に‥ということではなく
気に留めてくださいという程度です。その距離感が大事（笑）

旅行後Aさまからは感謝のメールをいただきました。

……
はての浜ツアーでは事前にどのようにグラスボートの乗降船するか…という問題も
スタッフで考えてくれていて、最悪、おんぶして…とも。
男性でもとてもおんぶは無理だなと思います。
でもつかまれば数歩歩ける状態でしたので、ほっとしましたけれど、
そこまで考えて何かあってもすぐに戻れるように考えてくれるなど、
ほんとうに隅々まで心配り嬉しかったです。
……


島の皆さま本当に有難うございました。

皆さまこんな島に行ってみたくなりませんか？（笑）